いつでも見られる山鹿燈籠

　燈籠殿は、社務所に隣接する資料館で、上がり燈籠で奉納された山鹿燈籠と、ご神宝「三十六歌仙絵馬額（複製）」を保存展示しています。
　展示中の全ての燈籠は、毎年8月16日の午後10時より執り行われる「上がり燈籠」で奉納された山鹿燈籠であり、毎年燈籠祭の度に全ての燈籠が入れ替わります。前年に奉納された燈籠は、8月15日16日の燈籠祭当日に当たり付きのおみくじを行っており、当選された方に無償でお譲りして、ご好評いただいています。

　また、展示中の燈籠につきましてはご希望の方に払い下げをしており、上がり燈籠の翌日8月17日より先着順でお申し込みいただけます。代表的な金燈籠を始め全国の神社を製作した宮造り燈籠など、所定の初穂料をお納めいただきお譲りします。お引き渡しは翌年8月上旬で郵送の場合は荷具送料実費分をご負担いただきます。

　ご神宝三十六歌仙絵馬額は、平安時代中期の歌人藤原公任（ふじわらのきんとう）が選んだ歌人36人を江戸時代の絵師土佐光起（とさのみつおき）が極彩飾で描いた36枚の絵馬額です。現在でも極めて良好な保存状態にあり、色鮮やかに筆細かに表現された歌人の姿絵、鮮麗な文字に当時の技法、感性の素晴らしさを堪能頂ける重要な文化財です。通常は展示による劣化を防ぐため、実物大の写真パネルを展示しています。

　大宮神社にご参拝の際には、毎年新たに奉納された山鹿燈籠を展示する燈籠殿に是非お立ち寄りください。

拝　観　料

	個　人	団　体（20名以上）
大人	200円	180円
小・中学生	100円	80円
未就学時	無　料	無　料

・拝観時間　　　午前8時から午後4時半
・休館日　　　8月16日午後のみ（展示燈籠入替の為）

※特別割引のご案内
　拝観受付時に「このウェブサイトを見た」とおっしゃっていただいた方には、人数に関わらず拝観料を大人150円、小・中学生50円に特別割引します。