例祭「燈籠祭」 優しい光に包まれる夜明かし祭「燈籠祭」 毎年8月16日に斎行される大宮神社例祭燈籠祭。和紙と糊のみで真心込めて制作された燈籠が神社に奉納されます。景行天皇御巡幸の伝説を古来より脈々と継承してきた夜明かし祭、燈籠祭をご紹介します。 山鹿燈籠とは 和紙と糊で制作された芸術品「山鹿燈籠」 山鹿燈籠とは山鹿の地に古くより伝わる和紙と糊だけで制作された工芸品です。細部まで洗練された和紙工芸の技術は日本有数です。平成25年には、国の伝統的工芸品に指定されました。 上がり燈籠 室町時代より続く山鹿燈籠奉納神事 氏子地域、地元の篤志家による山鹿燈籠奉納神事「上がり燈籠」は、燈籠祭で数ある神事の中でも特に重要です。毎年8月16日午後10時、神輿に乗せ町衆が担いだ燈籠は神社に運び込まれ奉納されます。 お祭りの行事 花火大会や千人燈籠踊りなど見どころ紹介 燈籠祭は8月15日16日の2日間行われ、山鹿の街中はお祭りの賑やな雰囲気に包まれます。神事の他にも15日の燈籠踊り保存会による燈籠踊り奉納行事や花火大会、16日には千人燈籠踊りや景行天皇御巡幸の伝説を模した松明行列など、多くの見どころがあります。 燈籠殿 いつでも見られる山鹿燈籠 燈籠殿は、毎年8月16日の上がり燈籠で奉納された山鹿燈籠を、1年間保存展示する資料館です。展示の山鹿燈籠は、毎年その全てが新しく入れ替わり、 前年に奉納された燈籠は、予約制(先着順)で払い下げを行うほか、燈籠祭当日には、おみくじの当たりくじを引いた方に差し上げています。